クヒオ大佐

別に初日に見に行く気はなかったのですが、思ってたより前評判がいいので見ました。
面白かったです。けど、見終わった後、クヒオ大佐のあまりのダメ人間ぶりにちょっと悲しい気持ちになりました。ダメな人過ぎて、逆に愛しい…みたいな。騙されてあげるのにはかなりの優しさが必要。
何ヵ所か別に泣くようなシーンじゃないのに、涙が出そうになりました。なんだろ、これ。
音楽の使い方がすごく上手い。エンディングテーマも。その辺のセンスがとても良い監督さんなのでしょう。
日本とアメリカの暗喩とか、深く考えると複雑な気持ちになりそう。結局、「私を必要としてくれる貴方が好きなの」ということ?どっちが悪いって言うわけでもなく供依存的な描き方。つまりどっちも悪いんだね。