最遊記歌劇伝(9月20日)

夕方からの公演を見てきました。
全体的には、面白かったです。というか、よくアレを舞台化したなぁと。
原作のマンガを読んでたのが結構昔だったので、どうかなーと思っていたのですが、見てるうちに色々と思い出しました。
ちょうど、読んでたあたりが中心だった模様。今、連載はどうなってるんでしょうね?


まず、演じてる皆さんのビジュアル面がものすごくよくできていて、コスプレにあまり耐性の無い私でしたが、そこは簡単に受け入れられました。
ただ・・・歌がちょっと・・・。
一曲目が始まった瞬間、「大丈夫か、これー」と思いましたけど、終盤に行くにつれて、慣れました。というか、合間のお芝居が比較的いい雰囲気だったので、多少のアレには目をつぶる気持ちになるという感じでした。

《歌声安心指数》
安心→→→→→→→→普通→→→→ちょっと心配→→→→心配
紅>三蔵/你/観音様>独角/二郎神>悟空/悟浄>八戒>六道

最初、メイン4人だけのときは本当に先行き心配だったんですけど、紅さんが出てきて安心しましたよ。紅さん上手。紅さんの中の人はミュージカルをやってらしたんですね、納得。しかし、妙に歌と踊りが上手くてクルックル回る妖怪軍に爆笑。その中の独角兕上野君、歌と踊りはほぼ素人だろうに頑張ってましたよ。次のお仕事も頑張って!
メイン4人の皆さんは、普通のお芝居のところはとっても原作イメージ通りというか頑張ってらっしゃったわけですが、如何せん、歌声が不安定でございました。もったいない!とっても、もったいない!これで歌がある水準以上だったら、言うことなかったのにっ!

しかし、「歌なしにすればよかったんじゃね?」とは簡単には言えないところが、この物語の性質上難しいところでございましょう。歌で誤魔化さないと、百眼魔王の城での読経シーンとかラストとか、演出が大変だったんじゃないですかね。完全再現なんかできないですよ、絶対。
と、言う訳で、心意気は買うけど次はもうちょっと頑張ってね(はぁと)という感じでした。

その他は、観音様のフトモモきれいとか、トークショーでの三蔵さんと六道さんの中の人たちかわいいとか、悟浄の中の人要チェックとか、そのぐらいでしょうか。

全然関係ないですが、マンガの中ではなんとも思わなかったモノローグが生の役者にやられるとあんなに恥ずかしいとは思ってもみませんでした。いやー、変な汗でました。実写化って難しいなー。