つまりはShow must go on!

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」観てきました。


3時間半もある割には後味サックリなので、カーテンコール直後は「ちと物足りない?」という感じ。もっと疲れるかと思ったんですけど。(翌日の寝覚め具合からすると、肉体的には疲労してたみたいですが)
よくよく思い返すと盛り沢山だったんですが、全体的に軽いと言うか、キャラクターたちが万事「ま、いいか!」という感じで引きずらないんで、印象に残りにくいみたいです。
しかし、この切り替えの早さとコケようがシラケようが「とにかく、やるしかないぜ!」と突っ走る心意気は非常に「恐れを知らぬ一座」らしいんじゃないかとも思いました。
10年近く前に会心のギャグがスベッたことをいまだにウジウジと思い悩むことのある私にはとてもできない仕事ですよ。(笑)


残念なのは堺正章さんの喉のコンディションが万全ではないように見えること。あれは非常にモッタイナイです。
来月もう一度観に行くので、それまでには・・・・もしくは、映像作品としての収録(勝手に「無いわけ無いだろう」と思ってますが)の時だけでも、いい状態であってほしいと願ってます。まぁ、幕が開いちゃった以上はどんな状況でもやりきってもらわないと困るので。
若い方の堺さんは戸田さんといいコンビでした。微笑ましいかったです。


色々書きましたけど、いや、でも、面白かったですよ。
「人は何を求めて劇場に行くんだろ・・・・」とか、考え込んじゃいました。
2回目も楽しみです。