「恐れを知らぬ(以下略)」(2回目)

心配していたマチャアキさんのノドは、全快とはいかないものの、やや回復傾向にあり、しかも、多少しゃがれ声でも違和感のない芝居になっていたので、なんとなく感心してしまいました。
しかも、劇中かくし芸がレベルアップしてたりして、さすが大ベテランです。
そういえば、三谷さんの舞台を観に行くの、今回が初めてでしたね、私。
プレビューのメディアでの評判がすごく良かった*1し、期待過剰になってた部分もあって、初回は「んん、ま、こんなもんかな?」と評価を若干下方修正しましたけども、3時間で豪華キャストの割には後味サクサクの疲れない舞台でした。まぁ、でも、\12000は高いよね。支払っちゃったら、もう、あんまり気にならないけど。再演して同じ値段だったら(以下自粛)
それと、チケットを買うシステムが、電話でオペレーターさんと直で会話して行うという仕組みだったんですけど、予想外だったので生身の人間につながった時には慌ててしまいましたよ。こっちはチケットがとれるかどうか焦りながら慌ててしゃべってるのに、その緊張感が伝わってないらしく、おっとりとした落ち着いた対応に若干の温度差を感じてしまいました。ま、1回の電話で2日分のチケットを購入できたので、すごく助かりましたけど。しかし、「まったく同じ席ですけど、よろしいでしょうか」ってのはどうなんだ。言われて思わず「ハイ」と返事をしてしまい、大いに後悔しましたが。普通、違う席で見たいと思わないかな、ど真ん中のベストポジションだった場合は別にして。その辺は価値観の問題だから、しょうがないですけど。
新しい劇場は・・・・普通?ちょっと、狭いですかね。ロビー。もうちょっと、休憩時間にダラダラする座れるスペースがほしかったですけど。息抜きできる場所がないから、あんまり長い演目はやらない方がいいのかもしれません。


しかしまぁ、「堺さんが生で観られた」というこの一点だけで、大満足ですけどね。書生袴似合うなー、ご本人もどこかの演劇誌のインタビューでおっしゃってましたけど。
業界関係の方々も見に来てたでしょうから、2〜3年後にソレっぽい役が回ってきちゃうかもしれないですよ。などと、無責任な期待を抱いてしまいました。

*1:「ものすごく笑える舞台!」という前評判から連想する前例がKKPとかだからオカシイんですよ(自分が)。アレはコント!